吉村智樹の湘南ハートブレイク

日記、移転しました

日記、下記に移転しました。

吉村智樹事務所だより

雨の訪問者

・「指、来たっすね」という地獄のようにつまらん駄洒落のＣＭがＯＫになった過程が知りたい。

・デスクワークに煮詰まると、安田大サーカスＨＩＲＯの手書きブログを読んで和んでいます。イイ湯加減。

　安田大サーカスＨＩＲＯの『ひろせ国立公園』

　素朴を通り越し、プリミティヴと呼びたくなるイラストがどれもたまらん。誤字脱字ひらがな表記だらけ（さらに自分で発明した漢字まで！）だけれど、本人が無意識のままイラストブログの新しい可能性を示唆している。巧拙なんか関係ない、技術なんかなにもいらん、自分の媒体で好きなことを好きなようにやったらいいという極上の見本。「デジタルよりハリ」は名言。

　僕が出版社に勤めてたら、真っ先に書籍化を申し出るんだが。版元・編プロにお勤めの方、単行本化いかがですか？

・『ドルチェ＆ガッバーナ』モデルのケータイが新発売　

　携帯電話も進化し尽くし、反面過当競争で本体価格がさがる一方。残る道は「ファッションブランド化」だけだと思ってたら、やっぱり出ましたＤＣブランドケータイ。

　この金ピカケータイが「セレブ」なのかどうかは知らないけど、今後ファッションブランドがこの分野に続々参入してくるでしょうね。お次は、どピンクのシャネルケータイでしょうか。

　●３月24日（土）～25日（日）

・Ｎ誌の連載を入稿。

・久々に、せろりあんさんが事務所に遊びに来てくれる。彼女にお会いするのは今年はじめて。しかもうちの事務所に遊びに来てくれた記念すべき第一号。＊パートで来てくれた初の方は、おーしま２号さん。

　甘食、缶コーヒーをごちそうになり、朝まで語り明かす。せろりあんさん、大雨のなか本当にありがとう。また遊びにいらしてくださいね（吉村智樹）。

　↓　煙草を吸って一服。



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燃えあがれ、萌えあがれ

　モーニング娘。に新たに中国人の女子が２名加入するわけですが、そのうちひとり、ジュンジュンは19歳。

　ジュンジュン画像　１
　
　ジュンジュン画像　２

　ここんとこ同じような顔のローティーンばかり新加入するのでほとほとウンザリしていた所に、久々にお姉さん担当が入ることになり、ほっとしたわけです。画像を見るだけでも、早くも逸材感あり。

　しかし、10年の歴史があるモー娘。で初のスカウト加入。しかも日本語がまったく話せない女子をいきなり日本に連れてくるって、なんか心が痛む。ずっと通訳が帯同しているわけでもないだろうに（歌番組やインタビューなど、ほんとどうするおつもりなんだろう）。これまでも後々のことを何も考えていなかった事務所なので不安。

　引退して慶応大学に行った紺野とか、どっかの国に留学した小川とかを呼び戻し、通訳で雇えばいいのに。「お互いの母国語を必死で憶えるふたり、いつしか友情が芽生え」みたいな、いいドキュメンタリーできそうなんだが。

　●３月19日（月）～３月21日（水：祝）

・Ｎ誌の連載を入稿。

・Ｋ社Ｍ誌に企画書を送る。何卒お願いします！（涙ながらに合掌）

・在阪Ａ社と電話打ち合せ。ひょんな話でビックリ。

　営業した会社の、なぜか訪れていない別の部署から仕事が派生するという経験は以前から何度もあるが、まさにこのパターン。よく「願えば、叶う」というけれど、これは当たってはいるが正確ではない。「願えば、ブーメランの軌道状に叶う」のだ。運には「邪魔する力」も当然働くわけで、ストレートには叶わず、運勢の軌道は湾曲してゆく。

・話題の某パイロット芸人に、遂にインタビューできそうな気配。いよいよこの日が来た……来てしまった……。

　かねてから「インタビューしたいしたい嗚呼したい」と思ってはいたものの、「もしインタビューしたら、きっとこちらの知識の浅薄さを見透かされるな」と恐れてもいた。若さゆえの過ちか、坊やだったからか、実は僕はファーストガンダムをあまり観たことがないのだ。助けてマチルダさーん！

　週末にはファーストガンダムのＤＶＤを借りて観まくろう。浪花ともあれ赤い彗星（吉村智樹）。

　↓　今日のランチ見本。



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真夜中のライブドア

・「♪支点、力点、作用て～ん」ってＣＭが「ＯＫ」になるまでの過程が知りたい。

●３月16日（金）～18日（日）

・Ｂ誌の特集３頁入稿。書いたハシから入稿し、３日目でやっと終わった。１日１頁しかできなかった……。

・ライブドア事件の公判や堀江被告が出演したニュース番組ばかり、食い入るように観てしまう（そんなことしてるから入稿がモタモタするんだ）。

　過去の粉飾決算事件よりずっと重い罪に問われるとは思っていたが、まさか執行猶予もつかないとは。

　わけのわからないことを書かせてもらう。

　この人、よく言われる拝金主義ではなく「拝金思考」なんだろう。主義や思想ならば裁判官やパネリストの言う「反省」も「改心」あるんだろうが、脳みその構造：回路自体が拝金によってめぐっているのだから、有罪になる理屈が本気でわからないんだと思う。なんせ弁護士とすら会話が成り立たないんだから。ホリエモンって、人類の進化の形として、実に興味深い人物ですよ。

　今回の一件は「他人の脳みその構造を罪に問う」という、ひじょうにサイバーパンクな裁判だったと思う。シャレじゃなくて。

　そんなこんなでさらに夜は第二回『爆笑！レッドカーペット』もあったりして、入稿はどんどんずるずるになってゆくのである。

　急激に冷え込みが厳しくなった。鈴々舎南風さんからいただいた犬のカイロで指のかじかみを和らげ、なんとかしのぐ。



　ほんとこの犬くん、僕の命綱。南風さん、ありがとう。

　たいがー：りーの店か？





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Ｒ－１ぐらんぷり 大阪準決勝

▼　今日のお題　▼

「冷蔵庫に玉子が一個だけ。どうする？」
回答は　→　こちらへ。



　●２月11日（日）

　「Ｒ－１ぐらんぷり」準決勝＠なんばグランド花月。

　それまでの予選で「ＮＳＣ在学中の山口了がめちゃめちゃ面白い」という噂を耳にしていたので、この人を観るのが最大の目的。

　……面白い。「噂にたがわず」とは、まさにこのこと。近年こんなにネタ（の内容）にカルチャーショックを受けたのは久しぶり。

　「スルッとＫＡＮＳＡＩ」（関西圏私鉄共通プリペイドカード）の裏側に刻印された乗車記録を使ってカードバトルをやるという究極の鉄ヲタネタなんだけど、つくづく、よっくできてるわ～！　感動してしまった。清水義則の短編小説のようで、たぶん芸人さんよりモノカキが悔しがるタイプ。喋りが拙いにもほどがあるんだけど、それが「バトル」の緊張感にいいように機能している。トップバッターかつ無名、観客がまったく期待していないうえに開場時間が遅れてざわついている悪状況にもかかわらず、４分後には爆笑と拍手、どよめきが起きていた。

　ただ、こんなに笑っても「あ～、おもろい。でも、ないな」と思った。あまりにも局地的な関西ネタなので。

　同じように中川春団治（ランディーズ中川）も、涙出るほどめちゃくちゃおもしろかったけど、ない、と。「春団治（川籐）」が「ＦＭ８０２」で「マーキー」の代理で「ソニックスタイル」のＤＪをやるという、もう８０２の電波が届く範囲のみを対象としたネタで、「ない、というより、決勝に進む気ないでしょ」と。惜しいとか、そういうことではなく。

　そういうわけで、優劣が存在しない世界。完全に審査員の「好み」で選ぶしかない。だから肝心の「誰が決勝進出するか」という部分に興味が湧かないんだよなぁ。誰が進んでもなんの文句もないし、誰が落ちても「まぁ、そうか」と思うだけ。

　あと他局のＭ－１と準決勝審査員の作家がかぶってるって、どういうこと？　Ｒ－１は、むしろＭ－１に対抗するくらいの意識を持ってほしかったんだが。日本のお笑いって、結局この数名の作家審査員の好みだけで決められるんだなと、ただただ萎えに萎えるばかり（吉村智樹）

▼　今週のお題　▼

「アニメや特撮の『肩書き』だけ列挙しよう」
回答は　→こちらへ。

▼　今週の動物　▼

「さかな」
動物たちにセリフやフキダシをつけてあげてください。
回答は　→　こちらへ。



吉村智樹編集
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